日本ビー・エー・シー

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日本ビー・エー・シーは、省エネ・節水型のNEXUS®を始め多様な冷却塔を製造しているメーカーです。幅広い分野に対応していますが、特にデータセンタークーリングに強みがあります。ここでは、日本ビー・エー・シーが取り扱う冷却塔の特徴や製品情報をご紹介します。
日本ビー・エー・シーの
冷却塔一覧
NEXUS®

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日本ビー・エー・シーを代表する冷却塔シリーズの一つです。特許取得のテクノロジーを採用したプレート熱交換器を取り入れ、大幅な小型化を実現しています。冷却塔本体は最大6連結可能なモジュール構造で、貨物用エレベーターで簡単に搬入できるのがポイント。据え付けもスピーディに行えるため、搬入・施工にかかるコストと工期を短縮可能です。
| 型式 | NXF-0403N-CS2TS-H1 NXF-0603N-CS2TT-J6 |
|---|---|
| 冷却能力 | 32RT~289RT・112kW~1,017kW |
| ファン容量 | 4kW~32kW |
| 外形寸法 | L1,003~6,020・W1,257~1,816・H2,591 |
Series 3000

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亜鉛めっき鋼フレームや亜鉛めっきケーシングパネルを採用した開放式冷却塔です。高強度な構造と耐食性の向上を実現しています。ファンは低騒音設計になっており、作動音を抑えられるのがポイント。ファン容量が大きいため排気効率は高めです。一方、排水システムのカバーを容易に取り外せるようにするなど、保守作業効率やメンテナンス性を高める設計になっています。
| 型式 | XES3E-8518-05G~S3E-1222-14S |
|---|---|
| 冷却能力 | 264RT~1509RT・ 930kW~5,307kW |
| ファン容量 | 2kW~56kW |
| 外形寸法 | L2,580~3,600・W5,500~6,570・H3,000~6,650 |
HXV(ハイブリッド
クーラー)

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蒸発冷却と乾式冷却のメリットを兼ね備えた密閉式冷却塔です。省エネと節水を両立させているため、エネルギー効率を高めることが可能。ドラフィンコイルを採用しており、白煙も最小限に抑えられています。
一方、太陽光やゴミを遮断する構造や、内部のはしご(オプション)など、メンテナンスや点検に配慮した設計もポイント。保守点検の省力化を実現できます。
| 型式 | HXV-1212N-1B23TA-K~HXV-1218N-1C36HA-P |
|---|---|
| 冷却能力 | 227RT~602RT(798kW~2116kW) |
| ファン容量 | 7.5kW~44.98kW |
| 外形寸法 | L3,651~5480・W3,6078,184・H3,613~6,750 |
TrilliumSeries
メンテナンスフリーのECファンを搭載している冷却塔です。高効率なプレクーラーパッドを採用することで、冷却効率を高めながら高寿命化を実現。コントローラー制御により、エネルギー消費の効率化や節水の最適化にも成功しています。
また自動セルフクリーニング機能があるため、清掃頻度の低減も可能。メンテナンスにかかる手間とコストを削減できます。
| 型式 | 記載なし |
|---|---|
| 冷却能力 | 記載なし |
| ファン容量 | 記載なし |
| 外形寸法 | 記載なし |
FXV
シンプルな構造の密閉式冷却塔です。高温多湿な環境でもしっかりクーリングできます。パラレルフロー設計でシステムの運用効率が高いため、冷却塔にかかるランニングコストを抑制できる可能性があります。
また、少ないエネルギーで稼働できることから、コストの抑制が欠かせないデータセンターでの利用に適しているのもポイント。コンバインドフローを採用しているため長期運用も可能です。
| 型式 | 記載なし |
|---|---|
| 冷却能力 | 記載なし |
| ファン容量 | 記載なし |
| 外形寸法 | 記載なし |
VXT型開放式冷却塔

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遠心ファンによる押し込み通風で冷却する開放式冷却塔です。機種のバリエーションが豊富で、さまざまなスペースに対応できるのがメリット。屋外はもちろん、屋内に設置することもできます。
冷却塔は低騒音設計で、運転音を抑えられるのも特徴。オプションの特型消音装置を設置すれば、極超低騒音にすることが可能です。
| 型式 | VXT-10~VXT-1200 |
|---|---|
| 冷却能力 | 記載なし |
| ファン容量 | 0.75kW~37kW |
| 外形寸法 | H2,002~4,899 |
VTL型開放式冷却塔

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従来品と比較して、高さを抑えたコンパクト設計の開放式冷却塔です。本体のサイズが小さいため、屋内~屋外までさまざまな場所に設置することが可能。可動部分が少なく、ほとんどがユニット下部に集中しているため、保守点検などの作業も簡単に行えます。また押し込み通風式のため可動部の寿命が長く、部品の交換頻度を抑えられるのも強みです。
| 型式 | VTL016-F~VTL272-P |
|---|---|
| 冷却能力 | 記載なし |
| ファン容量 | 1.5kW~30kW |
| 外形寸法 | H1,556~2,484 |
VXI型密閉式冷却塔

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低騒音運転が可能な密閉式の冷却塔です。消音装置や特型消音装置(オプション)を取り付けることで、さらに騒音を抑えられるのがメリット。住宅地のように、騒音対策が求められる環境にも容易に適応可能です。
本体は寒冷地向きの構造で、通年運転に対応しています。冬期運転用のオプションも豊富で、必要に応じてヒーターや吐出フードなどを追加できます。
| 型式 | VXI-9~VXI-360 |
|---|---|
| 冷却能力 | 記載なし |
| ファン容量 | 1.5kW~22kW |
| 外形寸法 | H2,007~4,277 |
VFL型密閉式冷却塔

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空調設備から工場まで、幅広い施設に対応できる密閉式冷却塔です。ユニット本体の高さが低いため、屋外に設置してもコンパクトにまとめることが可能。屋内への設置にも対応しています。
冷却塔本体は工場で組み立てる一体型のため、搬入コストを抑えられるのも魅力。簡単な配線・配管作業のみで取り付けられますので、据え付けにかかるコストも削減できます。
| 型式 | VFL120-F~VFL963-P |
|---|---|
| 冷却能力 | 記載なし |
| ファン容量 | 1.5kW~30kW |
| 外形寸法 | H1,581~2,356 |

全国には多くの冷却塔メーカーがありますが、取り扱う冷却塔の種類や製品は異なります。メーカーによって強みや得意分野にも差があるため、各社の違いを把握することも重要。
本メディアでは、特徴の異なる3つの導入施設別におすすめの冷却塔メーカーをご紹介しています。
日本ビー・エー・シーの
導入事例
公式HPに記載がありませんでした。
日本ビー・エー・シーの特徴
世界基準で性能が評価される「CTI認証」取得製品を扱う
日本ビー・エー・シーの冷却塔は、BALTIMORE AIRCOIL社(BAC)が培ってきた豊富な経験と高度な技術力を基盤としています。 「NEXUS®」や「Series3000」などのCTI認証を取得している製品もラインナップ。世界196ヶ国で導入されていることからも、信頼性の高さがうかがえます。
データセンターや
半導体工場に強みを持つ
日本ビー・エー・シーは、データセンターや半導体工場に強みを持つメーカーでもあります。データセンターは排気熱が多いため、冷却にかかるコストも高額になることが珍しくありません。コストを抑えるためには、効率的に冷却する仕組みが求められます。
また、HXVなど省エネで高効率タイプのモデルもあります。Series3000のように高耐久の冷却塔もあるため、組み合わせ次第では、データセンターの冷却効率と信頼性の向上を同時に実現できます。
日本ビー・エー・シーの
基本情報
| 会社名 | 日本ビー・エー・シー株式会社 |
|---|---|
| 本社所在地 | 東京都世田谷区新町2-27-4 |
| 電話番号 | 03-5450-6161 |
| 公式HP | https://bacj.co.jp/ |



